Top > ●アリの種類 > 4.種類別の特徴 > 4.4b.フタフシアリ亜科-b
■兵庫では比較的山深い場所でも確認できました。 何オオズアリかはわかりませんでしたが。
◆風人
©土生
ヒメオオズアリとは中胸背板域が隆起する点で区別される。[DB]
■この蟻は多雌性で、うちのコロニーには6匹の女王がいました。オオズアリの仲間は兵アリが特徴的です。名前の通り頭が大きいんです。ハート型している頭を重そうに揺らしながら歩く姿はとてもかわいい(笑)繭にならず裸蛹のまま羽化します。朽木などに棲み、何でもよく食べ、繁殖力も旺盛です。 また、齧ることも得意で、体も小さいことから飼育には脱走されない工夫が必要です。小さい蟻ですので、結露などの水滴で溺れます。気をつけましょう。
女王は体長6〜7mm 黄色くて腹部に黒い縞がある フタフシアリ亜科 朽木〜土中、石の下などに営巣するが、越冬は土中で行う 多雌
◆土生
©青のTASKA
©りゅうよう
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■体長は女王6,5mm、働きアリ3o、兵アリ4oです。 日本では南西諸島から奄美大島まで分布、おもに海岸沿いにある石や流木の下に巣を作ります。
◆りゅうよう
■女王の体長7〜8mm 多雌 オオズ女王の前伸腹節刺はとても小さく、あまり目立たない
体格と頭部の比率や、上から見ると胸が横に広いので他種との区別はつきやすい・・はず
■オオズは、埼玉県南部のあるホームセンターの園芸コーナーに人工的に住み着いています。 冬に寒いところはだめですね。 東京都の湾岸沿いにいるようです。
◆いるまえかわ
■中部地方では山地では見られません。 平野部の園地や神社や宅地などの開けた環境にいます。 日照や降雨等の変化に対応して頻繁に引越しをします。私の観察では1ヶ月間同じ場所に巣を構える事は稀で、夏は日陰に冬季を迎えて日当たりの良い場所に巣を移します。 引越し後の巣に、ダニにたかられて弱った固体が残されているのを見たことがあるので、引越しが結果としてダニ対策になっているのかも知れません。
ワーカー単独では運べない大きさのエサを与えると、普段の歩き方と違って尾端を地面に着けて、フェロモンを付けながら巣に帰る様子が分かり易い種です。
◆ウィンドノット
■中部地方でも岐阜では平野部ではなかなか見られません。 でもちょっとした林とかにはいました。
◆劉陽