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アリ飼いのためのアリ知識ノート

Top > ●アリの種類 > 1.調べ方/2.日本全国の最普通種

●アリの種類

1.調べ方 

1.1.働きアリ 

 捕まえた働きアリの種類を調べるには、日本産アリ類データベースを見ることをおすすめします。

1.1.1.イメージ写真から調べる 

 日本産アリ類データベース「イメージ検索」ページでは、日本にいるアリが地域別・「どれくらい普通にいるか」別に分類され、「最普通種」と「普通種」については標本カラー写真が並んでいます。
 写真の右側にある「形態比較」「サイズ比較」スイッチをクリックすると、写真の表示方法を変更できます。
 写真や種名をクリックすると詳しい情報のページへ移動します。

1.1.2.体の各部の特徴から調べる 

 実体顕微鏡を使って専門的に調べるには、日本産アリ類データベース「分類>検索キー」ページが便利です。
 ただし、手がかりが毛の数など非常に細かいので、肉眼やルーペなどでの観察ではチャートをたどることが難しいかもしれません。
 >働きアリはこのページからスタート
 >雄アリはこのページからスタート
(書籍版「日本産アリ類全種図鑑」にも同じチャートが掲載されていますが、働きアリのみ/属の特定までです)

1.2.女王アリ(雌アリ) 

 日本産アリ類データベースには、残念ながら女王アリの写真があまりありません。
 そこで、捕まえた女王アリの種類を調べるには、このアリ知識ノートの「種類別の特徴」ページをお役立てください。
 女王アリの写真や特徴が記載されています。

●女王アリかどうかを見分けるヒント1――羽アリの場合:
 Step1 アリかどうか:
  羽があると見にくいが、胸と腹の間に明瞭なくびれがあり、触角が2つに折れていたらアリ。
 Step2 雌(女王)か雄か:
  一般に雄は頭が非常に小さい。
  おおまかなイメージは「種類別の特徴」ページをざっと見ていただけるとつかめると思う。
 Step3 交尾済み(女王になる)かどうか:
  交尾済みの場合、2〜3日以内に羽を落とすことが多い。
  しかし、未脱翅のまま産卵を始めるものや、未交尾なのに脱翅するものもあるので注意が必要。

●女王アリかどうかを見分けるヒント2――脱翅雌の場合:
 羽を落としてしまっていると、働きアリとの区別が困難な種もあるが、女王アリはかつて羽を持っていたため、胸がゴツゴツしている(筋肉が発達している/脱翅痕【だっしこん】=羽の跡がある)ことが多い。
 腹が大きいことも多いが、単独越冬中の雌など、それほど大きくないものもある。
 働きアリに比べて動きが鈍いものもあるが、驚くほど素早く動くものもある。

1.3.名前から調べる 

 アリの名前から特徴などを調べたいときにはこちらへ。(このサイト内)

 また、日本産アリ類データベースでは、「分類>和名シノニム」ページへ。

2.日本全国の最普通種 

体長は働きアリのもの/単位mm
リンク先は日本産アリ類データベース
(五十音順)
名  前 体 長 住む場所など
アシナガアリ 3.5〜8 最も普通種で,東日本では平地,西日本では平地から山地までの林縁,林内の土中や石下に営巣する。
アズマオオズアリ 2.5
(兵アリ:3.5)
温帯性の種で日本の北部では平地に,九州などでは山地に分布し,林内の石下や朽ち木中などに好んで営巣する。
アミメアリ 2.5 大きなコロニーは数万から数十万の働きアリからなり,定住する巣を作らず,石下や倒木に野営の巣をつくり,頻繁に移住しつつ生活する。そのためにしばしば道路脇などに本種の長いアリ道が見られる。
アメイロアリ 2〜2.5 草地や林内の石下,落葉層,倒木内などに営巣し,蜜や動物質のものに集まる。本土では秋に生まれた羽アリが巣中で冬を越し,翌年の5〜6月に巣から飛び出す。
オオハリアリ 4 朽木などに営巣し、本州南岸以南の林縁部などで普通に見られる。
キイロシリアゲアリ 2〜3強 草原や林内の石下や土中に営巣する。巣は多雌性。羽アリは9月の夕方に飛出し,灯火に集まる。
クロオオアリ 7〜12 開けた場所の地中に営巣し,巣口は地表に直接開ける。羽アリの飛出は5〜6月。
クロヤマアリ 4.5〜6 日本全国の低地や山地の明るい場所に普通で,地中に営巣し,地上に直接巣口を開ける。巣はほぼ垂直に伸び,深さは1〜2 mで,働きアリの数は16,000個体に達する場合がある。羽アリの飛出は東京で6月初め〜7月上旬,高知で8〜9月。
テラニシシリアゲアリ 2〜4 樹上性で,枯枝や枯竹茎中に営巣する。
トゲズネハリアリ 3.5〜4 朽木中や林床中に営巣し,ハリアリ類の中では大きなコロニーをつくる。鞘翅目や双翅目を中心とした昆虫の幼虫を餌とする。各地の林床に普通に見られる。
トビイロケアリ 2.5〜3.5 草地から林内にかけて最も普通に見られる。また平野部から山地にかけて見られ,本州中部では標高2,000 m以上の山岳部まで分布している。巣は土中や朽ち木中に作られる。結婚飛行は7〜8月に行われる。
トビイロシワアリ 2.5 草地など開けた場所に生息し,石下などに営巣する。西南日本ではもっとも普通に見られる。
ニセハリアリ 2 石下,腐倒木,腐葉層,土中に営巣する。各地に普通。
ハリブトシリアゲアリ 2〜3.5 樹皮下や樹木腐朽部に営巣する。甘露を餌とする。羽アリは7月下旬から9月に飛出する。
ムネボソアリ 2.5〜3 樹上性で立木の枯れ枝などに営巣する。羽アリの飛出は7月下旬。各地に普通であるが,北海道では少ない。
ヤマトアシナガアリ 3〜5 東日本で平地,西日本で山地の林縁や林内の土中,岩のすき間などに営巣する。

日本産アリ類データベースより抜粋


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