- 枝折り 【えだおり】
- アリの採取方法のひとつ。芯が空洞になった枯枝の内部に巣を作る樹上性の種のアリをコロニーごと採取することができる。内径2ミリ程度の細いものにもアリがぎっちり詰まっていることがある。
立木の(生きた)枝からは、まず出ないようだ。枯れ枝ならば、立ち枯れのものでも、折れて地面に横たわっているものでも、宙にひっかかっているものからも出る可能性はある。
折るときに剪定バサミなどを使うと楽ではあるが、女王アリをまっぷたつ、ということもあるので注意が必要。
越冬期間中は地中営巣性の種は深く潜るので、冬季の採集には竹割り【たけわり】とともに最適。
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