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アリの種類

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 捕まえたアリの種類を調べるには、■日本産アリ類データベースを見ることをおすすめします。(このへんのページからどうぞ)
 日本にいるアリが地域別・「どれくらい普通にいるか」別に分類され、標本カラー写真とともに詳しい情報を知ることができます。

 さらに専門的に顕微鏡を使って調べるには、上記サイトの「分類>検索キー」ページが便利です。
 >働きアリはこのページからスタート
 >雄アリはこのページからスタート
(書籍版□「日本産アリ類全種図鑑」にも同じチャートが掲載されていますが、働きアリのみ/属の特定までです)

 また、名前から調べたいときには同サイト「分類>和名シノニム」ページへ。


日本で一番よく見るアリ 

体長は働きアリのもの/単位mm

名 前 体長 住む場所など
アシナガアリ 3.5〜8 最も普通種で,東日本では平地,西日本では平地から山地までの林縁,林内の土中や石下に営巣する。
アズマオオズアリ 2.5
(兵アリ:3.5)
温帯性の種で日本の北部では平地に,九州などでは山地に分布し,林内の石下や朽ち木中などに好んで営巣する。
アミメアリ 2.5 大きなコロニーは数万から数十万の働きアリからなり,定住する巣を作らず,石下や倒木に野営の巣をつくり,頻繁に移住しつつ生活する。そのためにしばしば道路脇などに本種の長いアリ道が見られる。
アメイロアリ 2〜2.5 草地や林内の石下,落葉層,倒木内などに営巣し,蜜や動物質のものに集まる。本土では秋に生まれた羽アリが巣中で冬を越し,翌年の5〜6月に巣から飛び出す。
オオハリアリ 4 朽木などに営巣し、本州南岸以南の林縁部などで普通に見られる。
キイロシリアゲアリ 2〜3強 草原や林内の石下や土中に営巣する。巣は多雌性。羽アリは9月の夕方に飛出し,灯火に集まる。
クロオオアリ 7〜12 開けた場所の地中に営巣し,巣口は地表に直接開ける。羽アリの飛出は5〜6月。
クロヤマアリ 4.5〜6 日本全国の低地や山地の明るい場所に普通で,地中に営巣し,地上に直接巣口を開ける。巣はほぼ垂直に伸び,深さは1〜2 mで,働きアリの数は16,000個体に達する場合がある。羽アリの飛出は東京で6月初め〜7月上旬,高知で8〜9月。
テラニシシリアゲアリ 2〜4 樹上性で,枯枝や枯竹茎中に営巣する。
トゲズネハリアリ 3.5〜4 朽木中や林床中に営巣し,ハリアリ類の中では大きなコロニーをつくる。鞘翅目や双翅目を中心とした昆虫の幼虫を餌とする。各地の林床に普通に見られる。
トビイロケアリ 2.5〜3.5 草地から林内にかけて最も普通に見られる。また平野部から山地にかけて見られ,本州中部では標高2,000 m以上の山岳部まで分布している。巣は土中や朽ち木中に作られる。結婚飛行は7〜8月に行われる。
トビイロシワアリ 2.5 草地など開けた場所に生息し,石下などに営巣する。西南日本ではもっとも普通に見られる。
ニセハリアリ 2 石下,腐倒木,腐葉層,土中に営巣する。各地に普通。
ハリブトシリアゲアリ 2〜3.5 樹皮下や樹木腐朽部に営巣する。甘露を餌とする。羽アリは7月下旬から9月に飛出する。
ムネボソアリ 2.5〜3 樹上性で立木の枯れ枝などに営巣する。羽アリの飛出は7月下旬。各地に普通であるが,北海道では少ない。
ヤマトアシナガアリ 3〜5 東日本で平地,西日本で山地の林縁や林内の土中,岩のすき間などに営巣する。

(五十音順・抜粋)
日本産アリ類データベース


日本にいる飼いやすそうなアリ 

名 前 体長(頭〜腹) 住む場所 分布
クロオオアリ 約7〜13mm 乾いた赤土の中など 日本全土
クロヤマアリ 約5mm 日当たり良い
土の中など
日本全土
アズマオオズアカアリ 約2mm しめった赤土の中など 千葉県以西
〜九州
トビイロシワアリ 約7mm 硬い土や
砂地の中など
日本全土
キイロケアリ 約3〜4mm 粘土質の土の中など 本州

※体長は、働きアリのもの。

「虫の飼い方全書」


種ごとの特徴 

クロオオアリ 

日本産アリ類データベース:クロオオアリ

■> どこかで、初心者がいちばん飼いやすいアリ、という記述を見かけた気がするのですが、
> 本当でしょうか。
> 大きいからですか?
本当に一番飼いやすいかどうかは知りませんが、
いくつかの利点を上げておきます^^
一つには大型の蟻のためある程度のレベルの容器であれば逃げることがない。
また逃げても大きいので対処しやすい。更に万が一の時でも刺されたりすることがない。
大型の蟻としては比較的人間と接点のある環境で繁殖しているので手に入れやすい。
食べるものに余り嗜好性が無く、結構色々なものを食べてくれる。
体が大きいので観察している時に何をしているのか見やすい。
また変化があった時も確認しやすい。
同じく体が大きいのでそのつくりを観察しやすい。
爆発的な繁殖力はないので増えすぎて困るというレベルまでなかなか行かない。
女王が巨大なので結婚飛行後走り回っている時に発見しやすい。
巣穴が横に広がる傾向が大きいのでコロニーを採取しやすい。
卵や幼虫も大きいので観察しやすい。

・・・・と、こんなところでしょうか?

◆kuroyagi

■ええ、初心者向きです。クロオオアリ。
なんせ、自分でも順調に育ってくれてますから。
大アリ系は増殖率が低いようですね。
我が家のクロオオアリ、クロ子一家は、1年目で働き蟻22匹でした。
我が家にやってきた時、蜜や煮干しを与えましたが、女王だけの状態でも食らいついてましたし、臆病に見えて、実は芯が強そうです。
まだ数が少ないからかもしれませんが、働き蟻の活動範囲も狭いようで、飼いやすいです。

◆シン・ハン

クロヤマアリ 

日本産アリ類データベース:クロヤマアリ
■データベースの記述:
体長4.5〜6 mm。
日本全国の低地や山地の明るい場所に普通で,地中に営巣し,地上に直接巣口を開ける。巣はほぼ垂直に伸び,深さは1〜2 mで,働きアリの数は16,000個体に達する場合がある。
羽アリの飛出は東京で6月初め〜7月上旬,高知で8〜9月。
偽雌 Pseudogyneが発見されている。
巣に共生するものとしてアカアリヅカエンマムシやアリヅカムシの1種Kigatrodes gracilisが知られている。

■クロオオアリやムネアカオオアリが初心者向けと云いますが、
クロヤマアリが一番初心者向けだと思います。理由は・・・
1.何処にでもいる。
2.たぶん、クロオオアリやムネアカオオアリよりも優勢。
3.繁殖が中程度で、一番中庸(おてごろ)。
4.餌に好き嫌いが少ない(おそらく)。
5.活動時期が長い。晩秋でも活動してる。
6.中程度の大きさ(逃げ出し難い)
7.私が一番世話してないのに、かなり順調・・・。

◆南柯太守

トビイロケアリ 

日本産アリ類データベース:トビイロケアリ
■データベースの記述
2.5〜3.5mm。
平野部から山地の草地から林内に最も普通に見られる。
本州中部では標高2,000m以上の山岳部まで分布。
巣は土中や朽ち木中、結婚飛行は7〜8月。

■「トビイロケアリ」

<体長>
働き蟻:体調約2.5〜4o(通常の状態のお腹で測定)
女王蟻:体調約8o(通常の状態のお腹で測定)

※餌をお腹一杯食べると上記の状態から更に1oくらい体長が伸びる。その時のお腹は腹
 節 がだんだんになってくびれながら伸び、まるでボンレスハムのように見える。

<体の特徴>
そこそこ艶のある濃い茶色で、良く見ると体表に短い毛がちょろちょろと生えている。女王から生まれた最初の世代の働き蟻は実に小さく、同じ蟻だとは思えないくらい。しかし栄養状態の改善と共に大きくなっていく。小さい蟻の頭はまるまっちい感じがするが、大きくなってくると微かにエラが張り、ほんの少しいかつくなる。蛹から孵って直ぐは薄い黄土色をしているが、時間が経つ内に本来の茶色い色になる。

<生息場所>
広葉樹の多いところに比較的多くいるようだ。木の幹のウロに朽ちた木の部分や、地面に半分埋まりかけたような朽ち木の中に良く生息している。薄暗いところから結構明るいところまで住んでいるが、直射日光が良く当たるようなところには住まないようだ。朽ち木に住むには湿度も大切なようで、乾燥して乾いてくると土中に移動してしまう。また、木のウロ等に巣を作っている場合、その場所が地面から離れていると、その間の移動部分を木の屑や土などでカバーした通路を造っている。桜の木の葉の根元にある蜜腺から蜜を採ったり、アブラムシの蜜を貰ったりしているところをよく見かける。
(アブラムシについて:蟻とアブラムシの共生関係について良く知られているが、アブラムシの全ての種類が蟻と共生関係を結ぶ訳ではないらしい。むしろごく一部の特化した物がそう言う関係にあるらしく、その為に支払う栄養物という代価は、アブラムシにとってもかなりの物になるらしい。)

<採取の仕方>
女王となる羽蟻は7-8月頃現れ、灯火に信じられないような数で集まったりすることがある。そう言った場で採取するか、かなり数が多いので翌朝あちこちで容易に採取出来る物だ。この蟻の場合も雨の日の翌日など、比較的湿度が高く、無風状態の日に新女王が巣立ちをすることが多い。コロニーの採取だが、生息場所に書いたような、朽ち木を崩す方法で試みると比較的採取しやすい。余り雨が降った直ぐ後でも居ないし、カラカラに乾燥していても居ないので、雨が降って2-3日後くらいがねらい目かも知れない。ただし、非常に構成員の数が多いコロニーなので、下手をすると足下からよってたかって噛まれるかも知れない。それを防ぐ為には少し大きめのバケツを用意し、その上部内面にふんだんにベビーパウダーを塗布して蟻が登れないようにする。そしてそのバケツの中で朽ち木を崩すと良い。

◆kuroyagi

トビイロシワアリ 

日本産アリ類データベース:トビイロシワアリ
■トビイロシワアリは、どうなんでしょう。

データベースの記述:
体長2.5 mm。
草地など開けた場所に生息し,石下などに営巣する。
西南日本ではもっとも普通に見られる。

■私の知ってること:
・溺れても死なない(うちの女王だけ?)。
教えてもらったこと:
・爆発的に増える。(うううっ、うちもいつかは)
ネットに書いてあったこと:
・多女王制コロニーを形成
・日当たりの良い草地の石の下などに営巣。
・巣穴は複数の出入り口を持ち、噴火口のように土が盛り上がっているので探しやすい。
・えさに土をかぶせる習性がある。

えーと、えーと、他にどういったことがありますか?

■> 私の知ってること:
> ・溺れても死なない(うちの女王だけ?)。

うちのトビシワも一度水をぶっ掛けてしまったことがあるんですけど、
水底を必死に歩いていました。
ですが、数秒は耐えられるでしょうがそれ以上になるとやっぱり
死んでしまうと思います。

◆風人

■残念ながら働き蟻しかいないのですが、我が家の状況を。
働き蟻は溺れます(^^;
壁とかに付く水滴でも溺れます。気を付けましょう。

働き蟻は非常に勤勉で、見ていて気分がよいですよ。
我が家の立体観察ケースでは、瞬く間に巣を作っていきました。
餌に対する反応も非常に良く、何でも群がります。
ケースに入れていても、縦横無尽に動き回ります。

そして、ツルツルした面を登るのが苦手です。
プラ板の天井面などには貼り付けないので、ポトポト落ちます。
アリ返しを利用すれば、開放しっぱなしでも飼育可能です。

◆シン・ハン

ムネアカオオアリ 

日本産アリ類データベース:ムネアカオオアリ

■初心者向けかどうかはわかりませんが
いくつかの利点を上げておきます(kuroyagiさん風:笑)
大型の蟻のため小さな蟻に比べて脱走されにくい。
動き回るスピードは意外と速いが、逃げても大きいので対処しやすい。
更に万が一の時でも刺されたりすることがない。
体が大きいので観察している時に何をしているのか見やすい。
また変化があった時も確認しやすい。
同じく体が大きいのでそのつくりを観察しやすい。
卵や幼虫も大きいので観察しやすい。
繁殖がゆっくりなので増えすぎて困るというレベルまでなかなかいかない。
クロオオアリに比べてジッとしていることが多い。
比較的液体系の餌を好む傾向がある。
クロオオアリよりも多湿を好む。

木の幹を上り下りしているワーカーを探せば
近くの倒木にコロニーがあったりしますが
倒木自体が山林に行かないとありませんし
山林内でワーカーを見つけるのは難しいかも。
しかし、コツを覚えれば意外と見つけられますよ。
よく見かける場所は、カブトムシなどが集まる樹液の出ている木ですね。
初期のコロニーはとても採取しやすいです。
巣をあばき、山林内を逃げるワーカーを手早く回収するには吸虫管がお勧めです。

・・て、あれ?
話が逸れてしまった気が・・・(苦笑)

◆土生

アミメアリ 

日本産アリ類データベース:アミメアリ

■アミメを飼ってます、、 体調3o弱、、 放浪型の種なので、ほとんど巣穴を
掘りません、、比較的に動きが遅くおとなしい性質のアリです、、 女王が存在
せず、若いメスがそれぞれ産卵します、、 サルスベリ等の樹上で採取するのが
簡単、安全です、、 アリの中ではカビの発生が多い種なので、その点さえ注意
すれば繁殖も容易でしょう、、 現在、11匹のコロニー(3匹は、採取後に成
長、羽化したもの)で、卵と幼虫数匹を飼育中、、 餌は、昆虫用の黒糖ゼリー
や蚊等の小型で柔らかい羽虫を喜びます、、

> 放浪型、とのことですが、飼育スペースが特に広くないとダメとか、
> そういうことはありますか?
>
> サルスベリ等の樹上で採取するのが、「安全」とありましたが、
> その他の場所での採取では、アリを傷つけがち、ということでしょうか?
> すばしっこい?
>
特に広いスペースを必要とする訳ではありませんが、食べかす等の処理が下手で
ちらかしてしまいます。  その度に、綺麗な場所に移動しますから、細かい部
屋を余分に用意し、自由に往来できるようにして、汚れた場所をマメに掃除する
必要があります。  湿らせたメラミンフォーム等で充分な湿度を保つ必要もあ
ります。

動作は遅めです。  ただ、カビが発生しやすいのと、身体が柔らかく潰れ易い
ので、土などによる汚染を避けて、木の幹から刷毛やティッシュなどで容器に振
り落とした方が安全という事です。  頻繁に棲家を変えるため、卵や幼虫を銜
えた群れに遭遇する機会が多く、数匹捕まえればコロニーを作れますから、繁殖
させやすいとも言えます。

◆青の TASKA

■アミメを吸ってきて、いざ飼育容器に入れる段では
どうしても汚れも混入してしまってこれがアミメ飼育には
難物なのですが、あらかじめ2つの容器をジョイントさせておいて、
汚れてもいい方の容器にまとめて投入すれば、環境のよい
綺麗な容器の方へと移動すると思います。なのでわざと
餌をバラ撒いて早期にカビを発生させるなど凶悪な手段も
あるかもしれません。
ショウジョウバエに興味を示しますが食い残しが多く、
そのくせ貯蔵してカビやすいので注意する必要があります。
手っ取り早く腹を膨らませるならメイプルですが、
小型なので溺死もあります。薄めに塗布した方が良いでしょう。

湿ったメラミン周辺の狭い空間が好きなようです。
餌環境と住環境が整うと、なんとなく機が熟したら
産卵をする、というのが今までのパターンでした。

アントクアリウムで飼育すると悲しいことになるのでやってはいけません。

◆蟲

ミカドオオアリ 

日本産アリ類データベース:ミカドオオアリ

■竹林に営巣するせいか硬いものも結構かじりますので
石膏蟻巣だとすぐボロボロにされてしまいます。
したがって樹脂などで囲ったケースが望ましいです。
特に多湿を好むわけではないので、あまり湿度は高くなくてもいいですが
乾燥はご法度です。
この蟻の特徴として夜行性なので、昼間はほとんど活動しません。
液体系の餌の方が嗜好性がいいです。
ミカドのコロニーは小規模の単位で広範囲に分散するのでの採集は非常に難しく
特に女王はワーカーとあまり大きさが変わらず、捕獲することは至難を極めます。
色も艶もあり均整のとれた体形で「帝」の名にふさわしいとてもカッコいい蟻です。
全国的に分布してはいますが手に入りにくい種ですので
まだまだ情報が少なく、まったくの初心者には難しいかも。

◆土生

ヨツボシオオアリ 

日本産アリ類データベース:ヨツボシオオアリ

■オオアリ属の中では小型の部類。
クロヤマアリと同じくらいの大きさ。
腹柄付近に星があるので見分けられる。
この蟻も液体系の方が嗜好性が高い。
よく齧るので、穴掘りさせると面白い。
繁殖力などはまだわからないが、オオアリ属は比較的ゆっくりと繁殖するので
増えすぎて困るようなことはないと思う。
うちのはワーカーが800くらい。
観察にはルーペが必要。

◆土生

シワクシケアリ 

日本産アリ類データベース:シワクシケアリ

■まだ捕獲して日が浅いためよくわかりませんが
クロヤマアリほどの大きさで、細身。
狭い隙間に入りたがるため、それなりの対策をしたケースが必要。
ツルツルした面は苦手なようで
プラのケース上蓋を這っているとよく落ちる。
けっこう活発に動くので見ていて飽きない。

◆土生

アズマオオズアリ 

日本産アリ類データベース:アズマオオズアリ

■この蟻は多雌性で、うちのコロニーには6匹の女王がいました。
オオズアリの仲間は兵アリが特徴的です。
名前の通り頭が大きいんです。
ハート型している頭を重そうに揺らしながら歩く姿はとてもかわいい(笑)
繭にならず裸蛹のまま羽化します。
朽木などに棲み、何でもよく食べ、繁殖力も旺盛です。
また、齧ることも得意で、体も小さいことから
飼育には脱走されない工夫が必要です。
小さい蟻ですので、結露などの水滴で溺れます。
気をつけましょう。

◆土生

エゾアカヤマアリ 

日本産アリ類データベース:エゾアカヤマアリ

■多雌で営巣しますが、他のコロニーの雌は受け入れてもらえないようです。
ワーカー同士はコロニーが違っても喧嘩しないそうです。
ヤマアリ属の中でも大きめで、赤くて丸っこく、見た目は可愛い蟻ですが
とても気が強くて、すぐに噛み付き、蟻酸をだしますので
飼育容器(餌場)は開放型にしなければだめです。
空気が動かなければ蟻酸を出すところまで興奮しないので
蟻巣自体は密閉でもよさそうです。
蟻酸は硫黄の臭いがして強烈。
舌についたら痺れました。
目に入ると失明する場合があるそうです。
比較的低温にも強そうで、活動的な蟻です。
クロヤマアリの繭などを導入すると混成コロニーになったりしますので
飼育するのに面白いと思いますが初心者向けではありません。

こっそり投稿しておいたのに見つけられてしまったようで(笑)
あの眺めを見ていただけば想像がつくかと思いますが
いかに標高が高い所に棲んでいるかお分かりになるでしょう。
どうして平地にいないんでしょうね。
その理由は追々わかってくるでしょう。
気がついたことがありましたら、また記入します。

飼育容器から見える影に対して威嚇、攻撃態勢をとります。
例えば、手を50cmくらい離したところで動かしても、その影を認識しますので
光に対する反応が他の蟻より顕著であり、飼育容器で落ち着かせるためには
赤色フィルムなどで囲ってやる必要があります。
また、音にも反応し振動にも敏感です。
激しい性格の蟻ですので、できるだけ刺激しないよう静かな環境を心がけましょう。

湿度については、うちのコロニーの場合、多湿は嫌がっていますので
比較的低湿度気味の方がいいのかもしれません。
多湿部分、低湿部分を作るなど蟻巣に一工夫が必要と思われます。

採集時の注意点は、採集容器が開放型であったとしても
体に付着してしまった強烈な蟻酸による自家中毒死が目立ちます。
また、女王のみを採集し、エゾアカ単体で飼育しようとしても
巣内のお掃除が苦手っぽく、汚れが目立ちますので
お掃除、幼虫の世話役としてクロヤマアリの繭の導入が必要と思われます。

蟻巣に炭を入れたら少し落ち着きました。

◆土生

アカヤマアリ 

日本産アリ類データベース:アカヤマアリ

■エゾアカヤマアリと同じで光に反応します。
認識距離はエゾアカヤマアリより少し鈍い程度。
蟻の性格はエゾアカヤマアリに似ています。
気性が激しいので飼育容器は静かな環境に置きましょう。
むやみに刺激しないことが望ましいです。
巣内のお掃除や子育てが苦手なようです。
そのため奴隷狩りをしますので
クロヤマアリなどの繭を導入する必要があります。
繭を供給できる環境にない人が飼育するのは困難でしょう。

◆土生

トゲアリ 

日本産アリ類データベース:トゲアリ

■名前の通り、胸部と腹柄に棘があります。
胸部が赤で他は真っ黒で光沢があり、美しい。
ムネアカオオアリ、クロオオアリなどの巣に
一時的社会寄生を行うタイプ。

現在、ムネアカオオアリのコロニーに寄生実験中
ですが、成功例は少ないらしく、餌についても、
色々難点があるそうで、飼い難さはピカイチです。

◆南柯太守


おおまかな特徴 

オオアリ属 

日本産アリ類データベース:オオアリ属

■私は、やはりオオアリ属のアリが好きで、ムネアカオオアリを飼ってます。
ちなみに来年は、クロオオアリ、ミカドオオアリが飼いたいです。
アメイロオオアリも欲しい・・・生息地が限られてるので、ちょっと無理?
オオアリ属は、大きいものが多く、飼育ケースからの脱走もないし、
ワーカーの増加も緩慢なので、ゆっくり楽しめる。ワーカー増加については、
ブリーダーの好みがあるので、なんとも云えませんが・・・。
オオアリの醍醐味は、多型(大型ワーカー)発生にあると思います。
まだ、飼い始めたばかりなので、我が家のコロニーでは発生してませんが、
数年かかるとはいえ、楽しみにしてます。
多型の発生を期待するあまり、栄養状態が気になり、餌には苦悩しますが・・・。

◆南柯太守

小さいアリ 

■水滴の表面張力で取り込まれて、そのまま脱出不能になります。
一般的に小さい蟻全部がその危険に当てはまります。
大きい水溜りでムネアカが溺れたことがあります。
保湿用のメラミンスポンジに給水しすぎて、水があふれたのでした。

ヤマアリクラスでも結露の度合いによっては水死しますね。
エゾアカヤマアリなんかは、ヤマアリの中でも大きい方(体長4.5〜7mm)ですが
それでも溺れそうになりました。
結露させない工夫が必要ですね。

◆土生



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